1960年生まれ、大阪府八尾市出身。米国アカデミー会員。横浜放送映画専門学院(元日本映画学校)で学び、その後テレビドラマの助監督を担当する一方、井上梅次、野田幸男、恩地日出夫、今村昌平らの作品に演出部として参加。1991年のOV「突風!ミニパト隊/アイキャッチ・ジャンクション」で監督デビュー、1995年には『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』で劇場映画監督デビューを果たす。以降バイオレンス、アクション、ホラー、時代劇、ハードボイルド、SF、人気アニメ・コミック原作、ミュージカル、女児向け特撮シリーズなど多岐にわたるジャンルを制覇し常に刺激的な作品を世に送り続けている。海外からも高い評価を受けており1998年にはアメリカのTIME誌にて期待される非英語圏の監督第10位に選出、2007年に『オーディション』(00)が同誌ホラー映画ベスト25の一本に選出、『IZO』(04)、『十三人の刺客』(10)がヴェネツィア国際映画祭、『一命』(11)と『藁の楯 わらのたて』(13)がカンヌ国際映画祭に出品されるなど、世界で一段と高い作家的評価を受けている。
主な作品は他に『DEAD OR ALIVE』シリーズ(99、00、02)、『着信アリ』(04)、『ゼブラーマン』シリーズ(04、10)、『妖怪大戦争』(05)、『クローズZERO』シリーズ(07、09)、『ヤッターマン』(09)、『忍たま乱太郎』(11)、『悪の教典』(12)、『土竜の唄』シリーズ(14、16)、『無限の住人』(17)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『ラプラスの魔女』(18)などがある。